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2015年 03月 28日

可動式支柱

トランペットのメインチューニング管、主管抜差しとも言いますが、ここに支柱の付いていない楽器に取り付けるための可動式支柱というものがあります。現在、数社から発売されています。

この支柱の数や位置などは、全体の楽器のバランスや設計思想から弾きだされるものです。

また、支柱の材質によっても違いがあります。

私は、一つのアイディアとしてこのようなことを考えました。

○通常の固定式支柱と見た目をほぼ変わらないようにする。(半田付け部分の構造以外は従来型と同じ)
○支柱のロッド部を様々な材質の物で作り、交換可能にする。


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私が、可動式支柱について、以前より疑問に思っていることは、半田付けで固定すると、二本で平行する管が内側に引っ張る力が生じます(付け方によってはニュートラルに出来ます。)しかし、可動式支柱は外に広げる力が無いと固定出来ません。

これは、どうなのか。

まだ、検証途中ですので、何とも言えませんが、他の問題と比較すればそれ程問題にすべきことでは無いのかな、と現時点では思っています。それよりも、位置の変更が可能であったり、材質の変更が容易であることのメリットが上回る可能性があります。

引き続き検証していきたいと思います。

石井管楽器





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by ishiikangakki | 2015-03-28 17:01 | 金管楽器 | Comments(2)
2015年 03月 19日

昔に使っていたマウスピース

私が高校生の頃使ってたマウスピースは、楽器に付属していたヤマハの11番でした。
マウスピースは肌身離さず、常にポケットの中に入れていましたから傷だらけでした。
それから25年経ってこうなりました。
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メッキは全く残っていません。

これを磨いてみたいと思います。

まず、洗浄剤と超音波洗浄機でクリーニングをします。

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そして、バフレースという研磨機で磨きます。

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細かい傷をしっかり削り取ることも可能ですが、程よいところで止めました。

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左が今回のマウスピース。真ん中は新品同様のヤマハ11。右がヤマハ11にバックの3Cリムをスクリュー加工で取り付けたもの。

古いマウスピースは変形修正や研磨、洗浄ののち再メッキを行い、再生することが可能です。
また、マウスピースの落下とシャンク端面の変形修正を繰り返すと、端面のひび割れが起きます。ひび割れの修正も可能です。

但し、再メッキや研磨の度合い、端面修正などは、施工前後で違いが出る為、一か八かの要素が捨てきれません。


引き出しの奥に眠っていたマウスピースが、今なら意外と使えるかも。
ちょっとした加工なのにこんなに使えるマウスピースになるとは。

マウスピースの加工はそんな可能性を秘めています。

というわけで、私の個人の私物である昔の思い出の品をみがいてみたのですが、メッキはどうしましょう。

おそらくメッキをしても使うことは無いと思います。しかしここまで綺麗になるとこのままにしておくのは勿体ないですね……。

石井管楽器



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by ishiikangakki | 2015-03-19 17:26 | 金管楽器 | Comments(0)
2015年 03月 09日

針金細工

管楽器修理の修行中、休み時間にはこんなことばかりやっていました。

針金は部品の固定に使う場合があります。

そんな針金を見ていてなんか出来ないかと思いついて作ったのがこれらです。


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これは、わずかに手元に残っているものです。
殆どが欲しいと仰って頂いた方に差し上げました。

バリトンサックスとフレンチホルンは、かなりのお気に入りで差し上げることが残念ながら出来ませんでした。

今、作ろうと思っても、針金細工に関しては情熱が足りません。

しかし、この作品がある管楽器の部品を作るきっかけになったのです。

どこにヒントが転がっているかわからないものです。

思いついたら即行動。やってダメならはい次!
そういう心掛けを大事にしています。



石井管楽器











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by ishiikangakki | 2015-03-09 19:49 | 金管楽器 | Comments(0)